8月も今日で終わりですね。
宿題に追われている学生さんも少なくないのでは…
私もギリギリにならないと派で、お尻に日がつかないと始められず苦労しました。
夏休みの始めには予定を立てるのですが、実行に移せず仕舞いで終わりましたよ
さて、夏はワインの動きととても鈍いので毎日のんびり過ごしていました。
インポーターさんの試飲会やセミナーも少ないのです。
「konishi1924」はヴィンテージワインを中心に販売しています。
ポテンシャルの高いワインが中心で、価格も安くなく、日常楽しむタイプのワインと一線を引くため日々の出荷も多くはありません、夏はさらに注文が少ないのでのんびりしたものなのです。
前置きが長くなりましたが、そんな中、お誕生日のプレゼントにと注文をいただきましてね。
ルーウィン・エステート
アートシリーズ
カベルネ・ソーヴィニヨン 1991
32年の時を経た、オーストラリア、マーガレット・リヴァーの赤ワインです。
10年、20年熟成のワインをみつけるのはそれほど難しくないように思いますが、30年以上の熟成を経たワインて結構難しい…。
ましてや、お客様にも予算がありますから、カベルネ・ソーヴィニヨンをメインにつくられたフランスの大御所ワインともなれば数万円は覚悟です。
ルーウィン・エステートも西オーストラリアでは大御所の作り手さんなのですが、ボルドーのネームバリューとは比較になりません。でもでも味わいは素晴らしい。
今回ご注文いただいたお客様はヨーロッパワインへのこだわりがなかったので、美味しいワインをご紹介することができました。
よい贈り物が紹介できたと自負して、猫のワイン屋さん的には大満足です。
西オーストラリア州のマーガレット・リバー(地域の名前です)は、ワイン造りを始めてからまだ50年という生産地なのですが、ここのワインは世界的に高い評価を受けています。特に2種類のワイン(カベルネ・ソービニョンとシャルドネ)が、この地域がワイン通の目に留まるきっかけとなりました。
ルーウィン・エステートは1973年にデニス&トリシア・ホーガン夫妻 によって設⽴された、オーストラリアを代表するプレミアム・ワイナ リーです。
1970年初頭、デニス・ホーガンはカリフォルニアワイン の大御所ロバート・モンダヴィの来訪により、家族が週末を過ごしていた牧草地が世界的な品質のワインを⽣み出す可能性がある土地であることを知り、自⼒でその土地を開墾し、ブドウを植えることを決断 しました。
モンダヴィの指導の下、1974年からシャルドネとカベル ネ・ソーヴィニヨン、シラーズ、ピノ・ノワールの植付けを開始し、1978年にボブ・カートライトが初代のワインメーカーに就任し、その年に初めてルーウィン・エステートのワインが造られました。
また、ルーウィン・エステートは、ジョン・オルセンやシドニー・ノーランなど、オーストラリアのアーティストの作品を印刷したアート・シリーズのワイン・ラベルで一躍有名になりました。ラベルに描かれた作品は、1つを除いてすべて、ワイナリーの有名なコレクションの一部です。このコレクションは、ワイナリーの敷地内にあるギャラリーに展示されています。
過去に二度ワイナリーを訪れていますが、立派なユーカリの林に縁どられた牧草地を見晴らすレストランで、お食事と一緒に楽しんだワインの美味しさは忘れられません。
忘れられないついでに、海の近くにある地域ならではの思いで。
ワイナリーに向かう途中、サーフィンの大きなイベントが行われていました、国際クラスの大会だったようです。
コカ・コーラもスポンサーだったようで、大きな広告がペイントされた車と中継車が何台も止まっていました。
マーガレット・リバーは、ハワイアンスケールの大波に遭遇できる世界的にも有名で人気なエリアで、1980年代〜1990年代にかけてサーフィンのプロツアー定番の開催地になっていたようです。多くのプロサーファーにとって愛すべきエリアなのだとか。
ちなみに、サーフィン初心者にはとても危険な波なので要注意です。
二度目に訪れた時、海岸にほとんど人がおらず、ゴリゴリの日に焼けた迫力すら感じるサーファーの方が歩いていました。
年季の入ったサーファーさんのようで、車の扉が外れかけているようなボロボロの車が止まっていました。
海岸には他に人がいなかったので間違いなく彼の車なのでしょう、昔は上記の大会に参加していたのかしら…、想像が膨らみました。
また行きたいな、マーガレット・リヴァー 。
テイスティングしたワインの詳細は
ホームページ「konishi1924」をご覧くださいませ、購入もできますよ。
ルーウィン・エステート アートシリーズ カベルネ・ソーヴィニヨン 1991
美味しいワインのネットショップ「konishi1924」もよろしくお願いします。
「konishi1924」
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生まれ年のワインをお探しなら…
飲み頃のヴィンテージワインはいかがでしょうか。