ブルノ・デュシェン ティテ 2023

どんよりとした厚い雲が空をおおっている東京です。
寒いですね。
しばらく雲りの天気が続くようですよ。
そろそろ年末の大掃除を始めようかと思ったところですが出端をくじかれました。

 

いつもワインが入荷してくるとワクワクします。
試飲会などでテイスティングして良いと感じたワインを注文し、それが届く訳です。
お客様にぜひとも飲んでいただきたいワインが届くので気分が上がるのでしょうね。

 


昨日は特に楽しみにしていたワインがやってきました。
昨年からリリースされたワインです。
ご縁があって、嬉しいことに今年は konishi1924 でも販売できる運びとなりました。

 

 


ブルノ・デュシェン 
ティテ 2023

 

 


ブルノ・デュシェンはナチュラルワインの好きな人、そうでないワインラバーからも「バニュルスの巨星」と言われる名うての生産者です。「バニュルス」は地中海に面したルーション地方にあり、スペイン国境まであと4キロあまりの町です。ここは、バニュルス・シュール・メール = 海の上の町バニュルスと言われ、地中海の美しさを間近に感じることのができます。この町の周辺、遠目には荒れ果てた険しい山々に、点々とブドウ畑が広がっています。

 


ブルノが前から造りたかったという新酒、グルナッシュ100%、昨年に続き2年目となるわけですが、味わいはいかがでしょうか、テイスティングしてみました。

 


美しい少し青みががった紫色をしています。
濁っている訳ではありませんが透き通っているかというと否です。

 


グラスに注ぐとあまーい香りがふんわりと優しく立ち上がってきます。
ストロベリーやラズベリーの果実、ダイレクトに果実というより甘さのあるお菓子に近いようです、例えば、マカロン

 


口にしてみると、少しガスを感じます、新鮮さからくる心地よいものです。
味わいは辛口スタイルなのですが、甘酸っぱいという第一印象、葡萄のエキスが凝縮していてそれに綺麗な酸味が寄り添っている感じです。
ストロベリーやラズベリーアセロラなどの風味が心地よく、最後に少しシナモンのようなニュアンスを感じました。
新酒なので複雑さはありません、フレッシュでピュアな果実味がなんとも心地よく、軽やかな美味しさが印象的です。

 


フランスでも南でつくられているワインなのにこの綺麗な酸味はなんなんだろう・・・

 


果実味と酸味のバランスが絶妙でチャーミング、とにかく美味しいのです。
畑の標高が高いのだろうということは分かるのですが、酸味が本当に美しい。

そしてバランスは「つくりの上手さ」が秀でているからこそのもの。
うまい、うますぎる・・・、1人で味わいながら熱くなっていました。

この辺りがブルノの人気の秘密なんでしょうね

 

 
先日、ナチュラルワインの試飲会でこのワインを日本に紹介している、オデュールの石原順子さんにお会いして話しました。
その時は入荷が12月に入ってからとしか情報がなかったので、「ワインは12月のいつ頃? 1月に入ってからの入荷になりそう?」と尋ねると、「私はぜひクリスマスやお正月に楽しんでで欲しいの、14日には届くはずよ。」と即答でした。
ブルノのワインは本当に人気でインポーターさんの割り当てになっています、私もなかなか口にすることが出来ません。クリスマスやお正月だけ楽しむのはもったいない、少し本数を確保して春先くらいまでのんびり楽しみたいなと思っています。
ワインの楽しみ方は人それぞれ、新酒に対する思いも色々ありますね。

 

 

※ワインのコメントは十人十色、あくまでも参考程度に読んでいただければ幸いです。

 

 

 

ご紹介しましたワインの詳細は↓こちらをご覧ください、購入も可能です。

ブルノ・デュシェン ティテ 2023

 

 

猫のワイン屋さんのネットショップにも遊び日来て下さいませ!
「konishi1924」
お誕生日や結婚記念日に「ヴィンテージワイン」はいかがでしょうか。
綺麗でピュアな味わいのナチュラルワインもご紹介しています。