ドメーヌ・シャソルネ サン・ロマン スー・ロシェ 2007

三寒四温とはよく言ったものです。

昨日の東京は「三寒」のようで本当に寒い雨の日となりました。

桜の蕾が寒さに震えているようでしたよ。

気温があがり、暖かい「四温」の日にはぱっと開くのでしょうね。

なんだか待ち遠しいです。

 

さて、今回も問い合わせがありどれどれといった感じで

ワインをテイスティングしてみました。

フランス、ブルゴーニュの赤ワインです。

 

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ドメーヌ・シャソルネ

サン・ロマン スー・ロシェ 2007

 

コルクにソムリエナイフを刺し丁寧に引き上げると

すーっとコルクが上がってきました。

コルクの状態はとてもいいようです。

 

コルクを抜き、ワインと接触していた方の面に鼻を近づけると

甘酸っぱいとても良い香りがして期待が高まりました。

 

ワインをグラスに注ぎ色を見てみます。

オレンジがかった黒っぽいガーネット色をしています。

ワインの粘性は中程度といったところでしょうか。

 

香りは華やかで強め、黒蜜やバルサミコセミドライの黒イチジクやプラム、

プ―アール茶、腐葉土紹興酒、土が焼けてような香りも致します。

複雑で広がりのある香りです。

 

味わいは奇麗で落ち着いた果実味、心地よくバランスの取れた酸味、

続いて旨味と甘みが表れ喉へ落ちていく感じです。

後口に柔らかくこなれたタンニンが残ります。

 

余韻には少し枯れた果実の味わいと

熟成を感じさせるブランデーのような風味や味わいがあり長く続きます。

 

状態としてはまさに飲み頃です。

華やかな香りと存在感のある果実味が存分に楽しめます。

抜栓してから45分くらいするとさらに開いて

存在感のある果実味がさらに際立つようです。

味わいの変化がなんとも楽しい。

 

熟成したエポワスなどのウオッシュタイプのチーズは

このワインの旨味や甘みをさらに引き立ててくれるでしょうし。

鴨肉のソテー、バルサミコソースや黒酢豚など

少し酸味のあるお肉料理はこのワインの果実味をより引き立ててくれます。

 

ブルゴーニュワインの好きな方をきっと満足させてくれる美味しさのワインです。

 

 

 

※ワインのコメントは十人十色、あくまでも参考程度に読んでいただければ幸いです。

 

 

 

ご紹介しているワインの詳細は
ホームページ「konishi1924」をご覧くださいませ、購入もできますよ。

ドメーヌ・ド・シャソルネ サン・ロマン スー・ロシェ 2007