昨日は統一地方選挙でしたね。
午前中の仕事を終えて選挙に・・・、近くの小学校が投票所でした。
わりと沢山の人が投票に訪れていて、若い人も少なくなかった、よい傾向かな。
投票を終えて向かったのは野菜直売所、最近みつけました。
とれたてのほうれん草、小松菜、絹さや、スナップエンドウ、きんかん、紅菜苔などが並んでいました。アスパラ菜やラディッシュが欲しかったけれど既に売切れていました、残念。スナップエンドウがとても美味しそうなので2パックいただきました、お金は料金箱へ。
あれやこれやで夕方に・・・
とても興味深い「オーストリア」のピノ・ノワールがありまして、キチンと味わいたく開けてみました。
ゲオルギウム ピノ・ノワール 2017
「オーストリア」のワインです。
ヴァイングート・ゲオルギウムはオーストリアのケルンテルン州、山々に囲まれたレング湖のほとり、ザンクト・ゲオルゲン・アム・レング村にあるワイナリーです。
マルクス・グルツェとウタ・スラマニク夫妻は、2008年、この村で3haの畑を取得しビオディナミ農法でワイン造りを始めました。
〝ワインはすでに畑で出来上がっている〟という信念のもと、セラーの中ではその年のブドウの本質と自然な成長をただ見守ることに重きを置いているそう。
さて、ワインはいかに・・・
色合いは、淡い感じのガーネット色をしていて淵にオレンジが見えます。グラスを傾けて起こすとあしも見受けられます。
香りの立ち方はそれほど強くありません、グラスを回すと苺を煮詰めたようなジャム、コンフィのような甘酸っぱい香りが感じられます。ほのかに松茸やスパイスを思わせる香りも鼻の奥に抜けていきました。
口に含むとエレガントな果実味のあと、なんとも奇麗で上質な酸味が感じられ高貴な印象です。例えようにも、オーストリアのピノ・ノワールの経験が少ないので難しいのですが、引き合いに出すなら、ブルゴーニュ、シャサーニュ・モンラッシェの赤が近い印象です。ランクは村名クラスからプルミエ・クリュくらい、ワインのつくりは極めて上質と云えましょう。
2017年のこのワインが今リリースされるというのは、「そろそろ飲みごろに入ってきましたよ」という、つくり手さんの意図もあるかと思います。抜栓して30分くらいすると、最初は少し硬い印象だった果実味が開いてきて、1時間するとふわりと軽やかになり、酸味との一体感が出て来て良い感じです。全体的に渋みは柔らかくソフトです。
余韻がとても長く奇麗に残ります。
またまた、素敵なワインに出会いました。
テイスティングを終えて、軽く茹でておいた冒頭のスナップエンドウを口にしました。
ワインの口をほぐすつもりで食べたのですが、シャキッとした歯ごたえと甘さがなんともなんとも。
このワイン、食材の美味しさを引き立ててくれる優しさも持っているようです。
丁寧に仕事された「和食」にも合いそうですよ。
※ワインのコメントは十人十色、あくまでも参考程度に読んでいただければ幸いです。
テイスティングしたワインの詳細はホームページ「konishi1924」をご覧くださいませ、購入もできますよ。
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ヴィンテージワインはいかがでしょうか。