春ですね~。
この写真はインスタグラム用に撮影したものです。
アラン・ベルナールのシャンパーニュとオレンジ色のラナンキュラスです。
運営している「konishi1924 Instagram」では
おすすめのワインとお花の写真をよくアップしております。
なんでこちらにも写真を載せたかというと
このシャンパーニュのラベルと味わいがとても好きなんです。
それでこちらでも紹介しようかと思いましてね。
そして、この時期、蕗の薹やタラの芽、こごみなど
山菜が八百屋さんの店頭に並ぶのですが、
これが旨い! 大好きなんです。
ミネラル分たっぷりのお塩とレモンでいただくのですが、
ワインのもつ奇麗な酸味がレモンの風味とマッチ、
上品な果実味が山菜の風味を引き立ててくれるのです。
美味しいのですよ、たまりません。
「日本人でよかった、春が来た~」と思わせてくれます。
ちなみに、アラン・ベルナールはシャンパーニュの生産者の名前です。
PREMIER CRU = プルミエ・クリュ ???
なんですか~、と質問がきそうですよね、当たり前です。
フランスのワインはテーブルワインクラスを除いて
そのほとんどが生産地が「ワインの名前」になっています。
さて、シャンパーニュ地方には319の市町村が存在し、
それらが「クリュ」と呼ばれています。
グラン・クリュの数は17、プルミエ・クリュは44あります。
ここからは少し話が専門的になるので面倒くさい方は読み飛ばして下さいな。
↓
そして、エシェル・ド・クリュという独自の分類によって分けられています。
これは原料として用いられるブドウ畑の評価を80から100%で表すものです。
100%の評価を受けたクリュの村で収穫されるブドウのワインをグラン・クリュ
90から99%の評価を受けたクリュの村で収穫されるブドウから造られるワインをプルミエ・クリュとしています。
このパーセントで表す指標はブドウの買い取り価格を基準として反映されたものであり、その買い付けの価格自体は1999年には廃止されたのですが
現在も指標としては残っています。
もちろんプルミエ・クリュの畑で出来るブドウは優れているのですが、
ただ、この格付けはブルゴーニュの格付けほどグラン・クリュとプルミエ・クリュ、
そしてそれ以外のブドウとの間に大きな違いを見せるものではありません。
↑ 面倒くさい方はここまで、読み飛ばして下さいね。
PREMIER CRU = プルミエ・クリュの下に
Blanc de Blancs = ブラン・ド・ブランと表示されています。
これは、白ブドウのみを用いて作られたシャンパーニュの事を指します。
シャルドネが主要品種となりブラン・ド・ブランのほとんどがシャルドネ100%です。
その下にはBrut = ブリュトは辛口の意味です。
シャンパーニュに限らずスパークリングワインにも普通に使われてい。ます。
見たことありますでしょうかね。
やや甘口タイプは「Dimi Sec = デゥミ・セック」と表示されていますよ。
少し前の映画、「プリティー・ウーマン」。
青年実業家のエドワード(リチャード・ギア)が、娼婦のヴィヴィアン(ジュリア・ロバーツ)を
ホテルの最上階にある豪華なペントハウスに連れて行き、
イチゴと一緒にシャンパーニュを楽しむシーンがあります。
このシャンパーニュがヴ―ヴ・クリコのホワイトラベルだったと言われていますがご存じでした?
ホワイトラベルはやや甘口、デゥミ・セック。
この映画でシャンパーニュと苺、
シャンパーニュとフルーツの相性の良さに目覚めた方も多いのではないでしょうか。
かくいう私もその一人であります。
ご紹介しているワインの詳細は
ホームページ「konishi1924」をご覧くださいませ、購入もできますよ。