寒い日が続いています。
来週はひな祭り、春はすぐそこまで来ていますよ。
今日ご紹介するワインは、春を待ちわびる
今の季節のような味わいです。
ケヴィン・デコンブ
モルゴン ヴィエイユ・ヴィーニュ 2017
色調は中程度、透明ではありません。
フィルターをかけていない作りにようものだと思います。
柔らかい紫色で淵にはまだ青みがみられます。
香りの立ち方はかなり控えめ、
東洋系のスパイス、白コショウ、
酸味を想像させる果実、グリオット、
コケモモなどの果実の香りも感じられます。
グリオットはサワーチェリーの一種、
サワーチェリーは生のままですと甘さが少なく
ジャムやシロップ漬にしたりしてお菓子作りにもちいられます。
葡萄品種がガメイであることを考えると
香りの控えめさが気になるところ
現在は「閉じている」時期に入ってしまったのかとも思わされます。
口に含んでみると、
まず、奇麗でしっかりとした酸味が感じられます、中程度から少し強めの印象。
続いて、エレガントで幽玄、凝縮された果実味を感じます。
全体的には若い印象で華やかさというより秘めたポテンシャルの高さを感じます。
このポテンシャルは長期の間の熟成に十分に耐えるれるものです。
ガメイの良さを存分に楽しむのならあと5年は寝かせたいところです。
本当に奇麗な酸味が感じられます、この土地の個性なのか、天候によるものなのか、
作り手による力量なのか、興味がつきない魅力的なワインです。
今楽しむのなら、ヴィエイユ・ヴィーニュではないモルゴンをお勧めします。
それでも、抜栓はお早目に!
※ワインのコメントは十人十色、あくまでも参考程度に読んでいただければ幸いです。
ご紹介しているワインの詳細は
ホームページ「konishi1924」をご覧くださいませ、↓ 購入もできますよ。
ケヴィン・デコンブ モルゴン ヴィエイユ・ヴィーニュ 2017
https://konishi1924.com/?pid=166755238
ケヴィン・デコンブ モルゴン 2017
https://konishi1924.com/?pid=166755112