モスウッド マーガレット・リヴァー カベルネ・ソーヴィニヨン 1989

現在は海外のワイナリーに行くことはままなりませんが、

行けないとなると無償に行きたくなるものですね。

 

さてさて…

20年程まえにご縁がありモスウッドを訪れる機会がありました。

 

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モスウッド マーガレット・リヴァー カベルネ・ソーヴィニヨン 1989

 

濃厚な味わいの赤ワインです。

オーストラリアの西側、パース近郊のマーガレット・リヴァーでつくられました。

 

現オーナーで醸造家でもあるキース・マグフォードさんは、

南オーストラリアのアデレード大学ローズワーシー校で栽培・醸造を学び、

1979年にモスウッドにアシスタント・ワインメーカーとして参画。

1984年に妻のクレアさんとともに、

ワイナリー設⽴者のビル・パネル夫妻からモス・ウッドを受け継ぎました。

 

モスウッドを含め、西オーストラリアのワイナリーを15か所以上訪れました。

当時はまだ今のように西オーストラリアのワインが輸入されていなかったので

本当に貴重な訪問の機会でありました。

 

西オーストラリアのマーガレット・リヴァーは多くのワイナリーがある銘醸地です。

その中でも秀逸なワイン生産者に「ルーイン・エステート」があります。

この時はこちらのワイナリーも訪れました。

私が今でも記憶しているのは

ルーイン・エステートの規模に比べてモスウッドの規模がかなり小さかったこと

しかし、品質は互角、いやそれ以上だったのではないでしょうか。

 

モスウッドではなんとオーナーご自身、「キース・マグフォード」さんが案内してくれました。

葡萄畑について、醸造方法について、ワインの醗酵温度から酵母

熟成中の樽のワインの試飲などなど

私たちの様々な質問にそれはそれは真摯に丁寧に向き合って答えてくれました。

 

通訳にオーストラリアの州政府の方が付いてくれたのですが

「これはほんとに稀なことですよ、キースがここまで話をすることはありません」

と仰っていました、貴重な体験をさせていただきました。

 

ワイナリー訪問の最終日に州政府の方から

どこのワイナリーが一番印象的でしたかと問われ

「どちらのワイナリーも素晴らしかったのですが、

一番感動し、品質の高さが印象的だったのは"モスウッド”とです

答えたのを今でも覚えています。

 

本当に感動したなぁ…

 

モスウッドは今でも素晴らしいワインを造り続けていますが

熟成した味わいもまた素晴らしいのです。

何かの記念日に楽しんでみませんか。

 

 

 

詳細はこちらをご覧ください。

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https://konishi1924.com/?pid=154226142