ニコラ・ジョリー クロ・ド・ラ・クレー・ド・セラン 2003

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先日、年が改まったなぁと思っていたら…
もう二月も半ばです。
月日が流れるのは本当に早いですね。

さて、今季はあまり「牡蠣」を食べていませんでした。
大好きな食材ですがなぜか遠のいていたのでございます。
急に食べたくなり、買い物にいくとよい感じの牡蠣がならんでおり即購入。
おいしそうな「ちぢみほうれん草」も手に入れて、グラタンにすることにしました。



ニコラ・ジョリー
サヴ二エール クロ・ド・ラ・クレー・ド・セラン 2003
を開けてみました。

 

 

コルク栓にソムリエナイフを刺し静かに上げると
それだけで甘い香りがしてきました。
ワクワク♪

グラスに注いでみると、茶色が強い黄色、トパーズのような色をしています。
べっこう飴やカラメルのような甘く香ばしい香り、
長い時間熟成させたカリン酒のような要素もも感じられます。

口に含んでみると香りにあったニュアンスはもとより
熟した洋ナシ、焼きリンゴ、蜜、パウンドケーキの風味もあるようです。
特筆すべきはミネラル感でしょうか、たっぷりの旨味にも通じます。
時間がたつと、ほのかに果実味の甘さを感じます。

もともとはそれぞれの味わいは強かったであろう
果実味と酸味、旨味成分は高い位置で一つにまとまりました。
丸く落ち着いた味わいです。
時の流れを感じさせてくれ、いい意味で枯れた印象。

「牡蠣のグラタン」と合わせてみました。
牡蠣の旨味とワインの旨味がお互いを引き立てあって美味しいです。
そして、干しアンズを食べた後のような味わいが、余韻が残りました。
こういうお楽しみがたまりません。

※ワインのコメントは十人十色、あくまでも参考程度に読んでいただければ幸いです。

 

 

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