ブルゴーニュの神様と云われた「アンリ・ジャイエ」
その姪っこが造り出した素晴らしい赤ワインを
テイスティングしてみました。
エジュラン・ジャイエ ニュイ・サン・ジョルジュ レ・ダモード 2008
コルクを抜くと同時にブランデーを思わせるなんとも良い香りが周辺に広がりました。
飲む前からワクワクします。
グラスに注いでみると、茶色の少し見えるガーネット色をしています。
ほんのりと紹興酒の香り、干したアンズや椎茸を思わせる香りもします。
タバコや雨が降った次の日の公園の落ち葉の香りや
鉄さびのようなニュアンスも感じられます。
複雑で温かみにある香りです。
口に含んでみると香りにあったニュアンスが広がります、
続いて時間がたつと、ほのかに果実味の甘さを感じます。
酸味は心地のよいものでしっかり感じられ、続いて舌の先に渋みが残り、
豊かで熟成した果実味が酸味と渋みを包み込むようです。
今飲んで本当に美味しいのですが、
あと5〜7年くらいは余裕で持つであろう、しっかりした骨格としなやかさを感じます。
「美味しい、幸せ…」という言葉が普通に出て来ました。
デキャンタをすると、ワインが持つ香り、果実味の華やかさ、
ふくよかさと甘さをより強く感じられるようです。
※ワインのコメントは十人十色、あくまでも参考程度に読んでいただければ幸いです。
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