ドント・グルレ シャンパーニュ  ダン・ザン・プルミエ・タン NV

ブリオッシュを思わせるこうばしい香りが印象的でしたよ。

ドント・グルレ シャンパーニュ 
ダン・ザン・プルミエ・タン NV

 

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こちらの生産者さんは、「レコルタン・マニュプラン(RM)」で
自社畑を持ち、ぶどうの栽培から、醸造、熟成、瓶詰から販売に至るまで
この1つのメゾンで行っています。

ちなみに、
モエ・エ・シャンドンなどの大手のメゾンは
葡萄の栽培者さんから葡萄を買い付けるのが主流です。
それはそれは生産量が多いですからね。

一方、ドント・グルレは小さなメゾンです。
そのかわり、葡萄の木や栽培方法、
ワインの醸造にもかなりこだわりをもっているのです。

出来上がったシャンパーニュの味わいは素晴らしいもの、
濃密で繊細かつ、多層的で複雑な味わい。
余韻は深く、喉の奥に広がります。
泡はとてもきめ細かく、
絶え間なくグラスに上がり続けキラキラと輝いています。
グラスの底から立ち上がる泡を見ているのが好きです。
この泡立ちを楽しめるのもシャンパーニュの醍醐味ですよね。



ワインについての詳しい情報はこちらからどうぞ…
ご紹介しているワインの購入はホームページ 「konishi1924」から可能ですよ。
https://konishi1924.com/?pid=154225886

 

 

 

 

 

幻ワイナリー ロシアン・リヴァー・ヴァレー ピノ・ノアール 2006

暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったものです。
今年のお彼岸の入りは3月17日
あと一週間で厳しかった寒さともお別れできます。

季節が動いていますよ。

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幻ワイナリー ロシアン・リヴァー・ヴァレー ピノ・ノアール 2006
を開けてみました。

奇麗な赤紫色をしています、少しオレンジががっているでしょうか。
粘性は高く、アルコールの強さを感じます。

熟したベリー系のフルーツ、すみれの砂糖漬け、
八角カンゾウなど東洋系のスパイスの香りも楽しめます。

口に含むとほのかに甘さが感じられます。
黒い皮のチェリーを煮詰めたような濃縮した果実味が印象的です。
酸味は柔らかくとがった所はありません。
豊かな果実味を支えるバランスのよい渋みも感じられ
素直に「おいしい!」という言葉がでてきます。

全体的にはまろやかで濃縮された果実味が楽しめる赤ワインです。
難しいことを考えずに楽しめるワインなのではないでしょうか。

鴨を焼き、バルサミコを煮詰め、バターでコクを出したソースで楽しみました。
ワインとよくあっておいしゅうございました。

 

このワインをカリフォルニアで造っているのは私市友宏さん
私市さんのご実家は酒屋さんです。

私市さんはさまざまなお酒に慣れ親しんでいました。
お店に並ぶ国内外のワインを体験し続ける中で
「アッっ、これは!!」
という素晴らしい出会が彼に訪れました。
そのワインの名は“ラ・ターシュ”。
出会ってしまってからというもの、
自分の中でワインを造ってみたい、みようとの思いがつのり、
お店の主人としての地位を捨て、
自分自身のワインを造ろうと決心しました。

修行先はあのアルマン・ルソー。
ピノ・ノワールをどう育てるかを、畑で徹底的の仕込まれたそうです。
1999年に念願の自社畑をロシアン・リヴァー・ヴァレーで手に入れました。
ピノ・ノワールの初リリースは2004年です。

2005年の8月から、2011年の4月までブログを書いていらっしゃいました。
私市氏のワイン造りの詳細が読めますよ。
「幻ワイン醸造日記」
https://pinot.exblog.jp/

 

※ワインのコメントは十人十色、あくまでも参考程度に読んでいただければ幸いです。

 

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シャトー・バレスタール ボルドー 2000

三月になり一週間、
桜の開花を予想するニュースが報じられるようになりました。

 

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シャトー・バレスタール ボルドー 2000

 

どうして、地方名のボルドーワインが20年も持つの?
と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、
シャトー・バレスタールはフランス、ボルドー地方の
アントル・ドゥ・メール地区にあります。
この地区は白ワインをつくると「Entre-Deux-Mers」と表示できますが、
赤ワインをつくると「Bordeaux」の表示になってしまうのです。

シャトー・バレスタールは
1997年に初めてリリースされ、瞬く間に評価が上がったワインで
ヴァランドローのテュネヴァン氏の助言を元につくられました。
年間3000本という本当に少ない生産量です。
アントル・ドゥ・メールでもポムロールに最も近いところに位置し、
非常に厳密に選果された果実のみが使われています。
 
ワインをグラスに注いで傾けてみると
黒みがかったガーネット色をしています、
淵にはオレンジ色がででいました。
色調は濃くて向こうは見えません。

香りは深くニュアンスにとんだもの、
たばこやドライハーブ、東洋系のスパイス、
湿った黒い土、赤身のお肉や血液のような香りも感じられ、
奥ゆかしさとあたたかみのある印象。

ワインを口に含むと香りにあったニュアンスはもちろんのこと
黒いドライの薔薇の花を思わせる風味も楽しめます。
口当たりにはほのかな甘さを感じます。

2000年は当たり年と言われますが、
収穫した時の糖度はどれほどだったのかと思わせる
豊かな果実味は見事で、それをささえる酸味が絶妙です。
繊細というよりボリューミーな印象です。

シャトー・バレスタールは1999年を10本以上味わいました。
1999年には少しさびっぽい味わいがありましたが、2000年にはありません。
2000年はスケールが二回りくらい大きいようにでまだまだ若々しさが感じられます。
現在飲み頃ですが、あと7年は良い方向に熟成していくでしょう。
味わいのまろやかさと余韻の長さは格別です。

 

※ワインのコメントは十人十色、あくまでも参考程度に読んでいただければ幸いです。

 

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誇りに思う時

お店で仕事をしていた時の話です。
季節は今頃、桜のが咲いていました。

キャリアウーマンぽい、そして品のよい女性のお客様がご来店されました。
セラーの前に立ち、中をしばらく眺められていらっしゃった後、

 

 


「結婚記念日なんで美味しいワインが飲みたいんですけど」
とお話になりました。

何をおすすめしようかな、と考える私に女性は
「あの、これってどうですか?」
セラーの中のワインを指さしてくれました。

 

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ドメーヌ・ビゾ ヴォ―ヌ・ロマネ 2003

 

フランスのブルゴーニュ地方のワインです。
ブルゴーニュ地方にあるヴォ―ヌ・ロマネ村でとれた葡萄で

ビゾさんがつくりました。
生産者も生産地もとてもとても人気の高いワインです。

私は想像しました。

お客様の女性は旦那様とのお食事で、また、仕事上の接待の席などで
ブルゴーニュのワインを楽しんだことがあるのだろうと思いました。
もちろん、ボルドーのワインが登場したこともあったでしょう。
しかし、ブルゴーニュのワインが美味しく感じられたのだと思います。
そこで、肩のないブルゴーニュ型の瓶を指したのかなと。
女性のお客様は私に「想像」するヒントを沢山くれました。
私はお客様に細かい知識は必要ないと思っています。

ご注文を頂くときに私たちが知りたいのは…
お客様の好み
お客様がワインを贈る方の好み
好きな味わい
予算 です。

お食事の席であれば、お料理の存在が大きく作用します。
これは今回は置いといて。
私はいただいた情報をもとに、他にあと三種類のワインをおすすめしました。
つくり手、生産地などを変えて、味わいの細かな説明をさせていただきました。
結果、女性が選んだのは「ドメーヌ・ビゾ ヴォ―ヌ・ロマネ 2003」
最初に戻ったのでありました。

後日、お客様はまたいらしてくださり
「香りが良くて、とても美味しかったです、主人もすごく喜んでくれました。」
と嬉しそうに話してくれました。

仕事をしていて、最も嬉しく誇りに思う瞬間です。

 

 

ご紹介しているワインの詳細は
ホームページ「konishi1924」をご覧くださいませ、購入もできますよ。
https://konishi1924.com/?pid=150290158

 

 

 

 

 

ヴォルカー・アイゼレ ナパ・ヴァレー カベルネ・ソーヴィニヨン 2008

このワイン
何回味わっても感じるんですが、
コスに似ているのですよ。

 

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ヴォルカー・アイゼレ ナパ・ヴァレー カベルネ・ソーヴィニヨン 2008
を開けてみました。

 

ワインをグラスに注いで傾けてみると黒っぽい赤紫色しています。
色調は濃くて向こうは見えません。
香りはとても複雑です。
数種類のスパイス、東洋系のものからバニラまで、
続いて熟した黒い皮の果実の香りが感じられます。

味わいは奇麗で心地よい酸味としっかりとしたタンニンが印象的。
カリフォルニアワインにある甘さは感じられません、
タンニンには若々しさがあり、歯茎にギッチリ感じられるほどです。

口の中に空気を入れながら味わいを楽しんでみると
ボルドーのグラン・ヴァンを飲んだ時に感じられる「あの」 味わいが広がります。
これは言葉に表すのが難しく表現できませんが、
あまりにも魅力的すぎるのです。
素敵な味わいは飲み込んだ後まで続きます。
後口まで幾層にも折り重なるように感じられる
果実味、酸味、渋みの高い位置でまとまった美味しさはたまりません。
「やっと飲み頃になってきた」とも感じられますし
いわゆる「飲み頃」とは今なのだろう、とも捉えられます、美味しいですよ。

このワインは、もう10年位前から何度も味わっているのですが、
いつも感じるのです、似ているなぁ・・・と
それは、フランス、ボルドー地方、メドック地区の
あの、シャトー・コス・デストゥルネルです。
葡萄のブレンドの比率も違いますし、葡萄が育った環境も違います。
醗酵の温度も違いますし、熟成時の新樽の使用率や種類も違うわけです。

あくまでも個人的な意見なんですけどね。

同じワインを10人(それなりのテイスター)の人が試飲したとする、
コメントは違ったものになると考えます、味わいの感じ方は人それぞれ、
嗜好と受け止めながらワインを楽しみたいですね。

ちなみに、ヴォルカーさんは
1970年代初頭、社会学をUCバークレー大学院で学ぶためバークレーに住んでいました。
週末になるとナパに遊びに来ていたそうです。
ナパの静かで美しい土地に魅せられ
この素晴らしい400エーカーの土地に再び葡萄を植えようと考えました。
1974年バークレーからナパに移住し、葡萄栽培の専門家になったのだそう。
最も古い「cabernet」葡萄の木が1975年にヴォルカーによって植えられ、
素晴らしい質の葡萄を今でも産出し続けられているとか。
このあたりにヒントがありそうです。

ワインはやっぱり楽しい!

 

※ワインのコメントは十人十色、あくまでも参考程度に読んでいただければ幸いです。


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日本のアルバリーニョ

店長ーひろえの独り言

 

スペインのワインは好きなのでよく飲みます。

なんと言ってもカバが断トツ、

スパークリングワインが好きなことも要因ですし、

価格のバリエーションも素晴らしい、

大手頃なものから

シャンパーニュにも勝る価格や品質のものまで色々、

そして凄いのはまず、これはいただけない、美味しくないわ、

という代物にあったことがありません、素晴らしい! 

あるようでないことです。

 

カバはスペイン全土の159自治体で生産されていますが、

そのうちの95%がカタルーニャ州内で、

カタルーニャ州内でも特にバルセロナ県とタラゴナ県にまたがる

ペネデス (DO)地域で生産されています。

 

伝統的なカバワイン用の3品種として、

マカベオ種、パレリャーダ種、チャレッロ種があります。

また、スペインの白ワイン用の品種にはアイレンとブドウ品種があり

栽培面積が大きく、沢山つくらていますが

テーブルワインクラスのものが多いようです。

 

スペインのワインが好きなので

たまに「アルバリーニョ」というブドウで造られた白ワインを飲みます。

スペインのワインが好きな方は別にして、

聞いたことが無いという方も多いのではないでしょうか。

 

「アルバリーニョ」からつくられたワインを飲むと

ミネラル感が豊で、海の要素を感じるワインだなと思います。

タコのマリネや鯛のカルパッチョと合わせると最高なのです。

 

そして、とても気になることが…。

 

なんと、日本でも「アルバリーニョ」でつくらてたワインが生産されているのです。

情報誌でその存在を知りましたが、「なんで?????」なのです。

そして、流通に携わるものの一人として、「売れるの???」、「誰が買うの???」

次々と疑問が沸いてきました、

そしてこの疑問はひっそりと頭の片隅に潜んでいました。

 

先日、時間があったのでワイン情報誌をじっくり読んでいると

なるほどという記事をみつけました。

富山県の氷見に「セイズファーム」さんというワイナリーがあるのですが

こちらの醸造責任者の田向さんがおっしゃるには、

「アルバリーニョ」に注目した理由として、

品質の高いアルバリーニョが生産されている

スペインのガリシア地方と北陸地方の気候が似ている

アルバリーニョのワインは氷見の名産でもある海の幸と非常に相性が良い

耐病性もほかの品種とは別格

という点があるのだそう、

他にももちろん要因はあるのでしょうが

私はこの理由を聞いてストンと落ちました。

 

スペインのワインは好きなのでよく飲みます。

 

なんと言ってもカバが断トツ、

スパークリングワインが好きなことも要因ですし、

価格のバリエーションも素晴らしい、

大手頃なものから

シャンパーニュにも勝る価格や品質のものまで色々、

そして凄いのはまず、これはいただけない、美味しくないわ、

という代物にあったことがありません、素晴らしい! 

あるようでないことです。

 

カバはスペイン全土の159自治体で生産されていますが、

そのうちの95%がカタルーニャ州内で、

カタルーニャ州内でも特にバルセロナ県とタラゴナ県にまたがる

ペネデス (DO)地域で生産されています。

 

伝統的なカバワイン用の3品種として、

マカベオ種、パレリャーダ種、チャレッロ種があります。

また、スペインの白ワイン用の品種にはアイレンとブドウ品種があり

栽培面積が大きく、沢山つくらていますが

テーブルワインクラスのものが多いようです。

 

スペインのワインが好きなので

たまに「アルバリーニョ」というブドウで造られた白ワインを飲みます。

スペインのワインが好きな方は別にして、

聞いたことが無いという方も多いのではないでしょうか。

 

「アルバリーニョ」からつくられたワインを飲むと

ミネラル感が豊で、海の要素を感じるワインだなと思います。

タコのマリネや鯛のカルパッチョと合わせると最高なのです。

 

そして、とても気になることが…。

 

なんと、日本でも「アルバリーニョ」でつくらてたワインが生産されているのです。

情報誌でその存在を知りましたが、「なんで?????」なのです。

そして、流通に携わるものの一人として、「売れるの???」、「誰が買うの???」

次々と疑問が沸いてきました、

そしてこの疑問はひっそりと頭の片隅に潜んでいました。

 

先日、時間があったのでワイン情報誌をじっくり読んでいると

なるほどという記事をみつけました。

富山県の氷見に「セイズファーム」さんというワイナリーがあるのですが

こちらの醸造責任者の田向さんがおっしゃるには、

「アルバリーニョ」に注目した理由として、

品質の高いアルバリーニョが生産されている

スペインのガリシア地方と北陸地方の気候が似ている

アルバリーニョのワインは氷見の名産でもある海の幸と非常に相性が良い

耐病性もほかの品種とは別格

という点があるのだそう、

他にももちろん要因はあるのでしょうが

私はこの理由を聞いてストンと落ちました。

 

”食”と通じているんだと。

また、ブドウが育つ時期、ヨーロッパと異なり日本では雨がよく降ります、

そこには病気との闘いがあると聞きます、

耐病性が高いことはなにより大切であると思いました。

 

飲んでみたいな!

 

ところが、

日本でつくられる「アルバリーニョ」は生産量がものすごく少ないようで

残念ながら「売切れ」でした。

 

手に入らないと余計に手に入れたいと思うものです、

今後は注目してぜひとも飲んでみようと思います。

やはり、ワインて楽しいわ。

今日はリアス・バイシャスのワインを飲むことにしよう

”食”と通じているんだと。

また、ブドウが育つ時期、ヨーロッパと異なり日本では雨がよく降ります、

そこには病気との闘いがあると聞きます、

耐病性が高いことはなにより大切であると思いました。

 

飲んでみたいな!

 

ところが、

日本でつくられる「アルバリーニョ」は生産量がものすごく少ないようで

残念ながら「売切れ」でした。

 

手に入らないと余計に手に入れたいと思うものです、

今後は注目してぜひとも飲んでみようと思います。

やはり、ワインて楽しいわ。

今日はリアス・バイシャスのワインを飲むことにしよう。

メリー・エドワーズ  シャルドネ オリベットレーン 2010

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本日はアメリカ・カリフォルニアのワインをご紹介いたします。
女性醸造家、メリー・エドワーズ女史がつくる白ワインです。
今でこそ女性の醸造家は珍しくありませんが
メリー・エドワーズ女史がこの世界に飛び込んだのは1970年代、
相当な偏見や苦労があったのではないでしょうか。

2004年には米国紙のワインメーカーオブザイヤーに選ばれました、
素晴らしい! ワインも秀逸な味わいです。

 

メリー・エドワーズ
シャルドネ オリベットレーン 2010



コルク栓にソムリエナイフを刺し静かに上げると
スーッと上がってきました。
コルクが長くしっかりしています、
こういうコルクは本当に嬉しい
カリフォルニアワインの品質は素晴らしいのですが、
コルク栓がいま一つだと思うのです。
しかし、こちらのコルクは写真にもありますが本当に立派、
計ってみると5㎝もありました。

グラスに注いでみると、やや淡い黄金色で輝いています
アルコールの高さを感じさせる粘性もあり
ラベルで確認すると14.3%ほどでした。

パイナップルキャンディーや赤い果実のメロンを思わせる香りが印象的で
黄色い花やナツメグなどのスパイスを思わせる華やかさがあります。

口に含んでみると香りにあったニュアンスはもとより
レモンのコンフィ、アプリコットジャムの風味も感じられました
ミネラル感とたっぷりの旨味があり、複雑で深い味わい
時間がたつと、蜂蜜の要素もでてきます。

豊かで凝縮された果実味、
それを支えるような十分な心地よい酸味
両者は高い位置でまとまっています。
ボディはしっかりとしていて肉厚、余韻は長く続きます。

今飲んでもおいしいのですが、
これから7~8年は良い方向に熟成していくことでしょう。



テイスティングのあと
ビーフストロガノフ」と合わせてみました。
ワインの濃さを予想して牛肉でもいけるかなと思ったのです。
しかし、合わせてみると、ワインを飲んだ後に少し苦みが残りました。
玉ねぎがたっぷり入っていたので、こちらが足をひっぱったのかもしれません。
やはり赤ワインがよろしいのでしょうか…。

次に、なんとはなしに食べたくて作っていた
「卵とトマトの塩麴炒め」と飲んでみました、とても良い相性です。
お料理を食べた後ワインを飲むと
ワインが持つ蜂蜜の風味が出てきて心地よく感じられました。
トマトの持つ酸味
塩麴のもつ旨味とやさしい塩味が
ワインの美味しさを引き立ててくれました。



※ワインのコメントは十人十色、あくまでも参考程度に読んでいただければ幸いです。

 

ワインの詳細はこちらからどうぞ、購入も可能ですよ。
https://konishi1924.com/?pid=150367529